ヴィジュアル系懐古(?)本 まとめて3冊!!

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私が「ヴィジュアル系」だった頃。/市川 哲史



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私も「ヴィジュアル系」だった頃。/市川 哲史


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ヴィジュアル系の時代―ロック・化粧・ジェンダー/井上 貴子 , 室田 尚子 , 森川 卓夫 , 小泉 恭子

図書館で何気に目にしてしまったので、ついつい借りてしまい、
一気に読んでしまった。

てっきり、かつて「ヴィジュアル系」が流行っていた頃に、便乗して発売された書籍なのかと思いきや、3冊が3冊とも、あの頃を振り返る懐古本だったとは、家に持って帰って読むまで知りませんでした。

いや〜、こんな本が知らぬ間に発売されていたんですね〜。

1冊目の本はSUGIZOのインタビューが掲載されていたので、それを目的に借りました。

まさかLUNA SEA「終幕」後のインタビューとは知らずに、借りてしまったわけなんですが、、、。

いや〜、こんなインタビューが世の中に出回っているとは知らなかったわ〜、、、。

前に、磯山さやかが
「人間本当にショックなことに直面すると吐いちゃうのよ」

ってTVで言ってたけど、まさにそんな感じ。

「終幕」の真相をSUGIZOが(私が思っていたよりも)赤裸々に告白しておりまして。

そりゃまぁ、「こんな理由で解散したのよね?」くらいな事は容易に察しがつく解散の仕方だったんで、当たり前ながら薄々は気づいていたんだけど、当事者にこうもはっきりと言われてしまうと、今まで気づかないふりしていた過去を思いっきりぶつけられてしまったような、、、。

特に、
「アルバム「STYLE」は空中分解寸前の儚さが感じられて、LUNA SEAのアルバムの中でも一番素晴らしいアルバムだと思う」というインタビュアー・市川さんの話に対して,SUGIZOが

「そうだよ、RYUが爆発寸前だったんだもん」

というくだりは、もうね、

「グェ、は、吐く、、、。」

みたいな。

わかってはいたんですが、、、。

「STYLE」の後の「RYUICHI→河村隆一」への変貌ぶりを見れば、火を見るより明らかなんだけど、「やっぱりあんたなのね、、、」っていうね、、、。

でも、冷静になって考えてみると、SUGIZOも若干「ずるい」と思った。

RYUICHIの立場になって考えてみると、他にやりたい事ができて、だんだんその気持が明確になってきたにも関わらず、ぜんぜん違う事をやらされているんじゃあね。

ただ、違う音楽がやりたかったとして、「何であれなんだ?」って思うけど(笑

だから、RYUICHIの自我が出てきて「STYLE」の後活動休止したのはとても良かったのではないかと。

やっぱりね、あんなバンド長続きさせるのは無理だってことをRYUICHIは早くに察していたのよ。

SUGIZOの「LUNA SEAを続けたい」「続けたかった」っていう気持ちは、ファン目線だし、ついつい味方しちゃうんだけどね、今考えると、

無理だった。

むしろ、それに気づいて言い出したRYUICHIは立派よ、うん。

SUGIZOの他、大槻ケンヂ、YOSHIKI、キリトのインタビューが掲載されています

SUGIZO以外のインタビューは読まなくてもいいかな〜、なんて思いつつ、結局全部読んじゃった。

大槻ケンヂと市川さんのやりとりででてきた
「文学少女的なお耽美な世界に、田舎のヤンキー精神が土足で入ってきて、お花畑を散々荒らしたんだけど、その後にはそれが肥やしとなっている。
それがヴィジュアル系」っていうのは、凄い的を得ている。

わかるわ〜、これ。

もともとあったジュネ的な世界に、千葉のヤンキー臭漂うYOSHIKIが入ってきちゃった感じ。

そんなYOSHIKIのインタビューはどなたさまにもオススメ。
X、そしてエクスタシーレコードのマーケティングがよくわかるので、社会人にもオススメ。
だけど、あれが世界に何人もいると、社会的秩序が保てないかもしれない。

キリトのことは、ここんとこまるで興味がないんだけど、「右」な人だったんですね。
感想はそれくらい、すんません。

で、2冊目の「私も」の方は、「私が」の続編みたいなもんで、Janne Da ArcのYasu、PATA、小室哲哉、藤井麻輝のインタビューを掲載。

小室哲哉は、勿論逮捕前のインタビュー。

当然V2の話なんだけど、そのころTMネットワークの売上が落ち込んでて、小室哲哉からYOSHIKIに「頼まれてくれない?」と持ちかけたところ、頼まれると俄然頑張っちゃうYOSHIKIが一肌脱いで結成したらしい。
なまじ小室哲哉がお金関係で逮捕されちゃったもんだから、リアルですな。

PATAは、まだこの頃は「hideの事を話をするのはつらい」と言っておりますね
愛すべき酔っぱらいの一人。

フジマキに関しては、ソフバは音楽は好きなんだけど、同世代でいうとLUNA SEAに傾倒しちゃってたので、ソフバの解散がどうとかっていうのは無感情。
ただ、石野卓球について言及しておりまして、「似たもの同士だから嫌いなんだと思う」と語っているのは「おー!」って感じ。

で、今ちょうど石野卓球を聴いているんだけど(笑

そもそも、ソフバを「ヴィジュアル系」という括りに入れてしまうのはどうかと思うのだが。

で、3冊目の「ヴィジュアル系の時代」なんだけど、この本だけ毛色が違っていまして、何やら偉そうな教授がヴィジュアル系を分析している、奇妙な本。

ヴィジュアル系分析と言いながら、結局はるか昔のHR/HMまで話が遡っていて、根本が間違えている。
ツェッペリンまで遡られてもね。
おまけに、LUNA SEAのバンド名の由来を「LUNAはスペイン語で月、SEAは英語で海の造語」なんて載ってるけど

違うよ!?
「LUNACY」からくる造語だよ!?


まっ、ろくすっぽ聞いた事ないんだろうから、しょうがないか。

そんなわけでこっちの本は流し読み。

最後の方の章で少女漫画や、ジュネ等の少年愛漫画からヴィジュアル系を紐解いていくというくだりは、正しいかどうかはともかく、面白かった。

結局hideちゃんが亡くなって、あの時代が終わったのかなっていうのが私の思いです。
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by tabalog | 2010-02-23 17:16 |

似てる有名人はガチャピンです


by tabalog

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