こころ/夏目漱石

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こういう本って普通学生時分に読むもんなんでしょうね。
不真面目な学生生活を送っていたせいか読んだことがないので、今更かも知れませんが読んでみました。

なんで突然「こころ」を読んでみたくなったのかというと、白洲正子さんの「おとこ友達との会話」という本の中で、「西洋人は夏目漱石の”こころ”はホモセクシャルの話だという感想を述べる」というくだりがあったから。
太宰治の「走れメロス」なども同様なのだそうですが、宗教的な観点から同性の友情が信じられないらしいです。
勿論人それぞれとは思いますが。

そこへきて更に、とはいってもちょっと古い話なのですが、マイケル・ジャクソンの少年に対する性的虐待疑惑。
「とりあえず」無罪という形で裁判は終わってしまったけれども、どこか府に落ちない結果だと受け取る方も多いはず。
じゃあ、「こころ」を読んでみれば西洋人のホモセクシャルの境界線が見えてくるのではないかという考えから読み始めてみたわけなのですが・・・

やはり、私は日本人ですね(あっ、いえ本当はウチナーンチュなんですけど)、どうしてこれをホモセクシャルな内容だと捉えてしまうのかが全く理解できなかったです。
確かに、恋愛とも友情ともとれない情念の深さは感じますけれども、そんな竹をスパっと割ったように「こっからはヘテロで、こっからはホモだ」なんていうのは正直歪んでいると思います。

夏目漱石が精神を患っていたのは知れた話ですが、まるで自伝のようですよね。
でも、物凄く悲壮感漂っているわけではなくて、己の罪を自殺する事で相殺するのが、さも当り前かのように坦々と話が進んでいく。

人って罪を重ねながら生きているのよね。
最近はその罪深さを肯定する話が好きだったりする。
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by tabalog | 2005-07-13 13:31 |

似てる有名人はガチャピンです


by tabalog

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