カテゴリ:本( 55 )

ザッツ・ア・プレンティー/松岡 弓子

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談志の娘さんが書いた介護日記。

それ以上でもなければ、それ以下でもない。

読んでいると、談志の死がだんだんと近づいてきて
とても切なくなるけれど、それほど感情的にもならないのは
弓子さんの文章力のなさのおかげ。

「パパ、がんばろうね!」とか「パパ、かっこいいね!」とか
そんな表現ばかりで辟易する。

弓子さんのお友達でAちゃんというお友達が登場する。
談志の家族に混じって、家族以上に介護に奮闘する彼女が
結局のところ一番偉くて、一番凄いと思う。
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by tabalog | 2012-01-31 11:10 |

昭和の家事/小泉和子

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著者の小泉和子さんは昭和のくらし博物館の館長。
その昭和のくらし博物館は、私が東日本大震災当日立ち寄っていた場所でもあります。

題名の通り、昭和の家事が多数の写真と共に紹介されているこの本。

ほんの数十年の間に家事はこんなにも変わってしまっているんだなと、
本当に驚いてしまう。

紹介している家事を挙げてみると・・・

●おはぎを作る
●たくあん漬け
●洗張をする
●掻巻を作る

などなど。

ちなみに私はどれ1つとしてできない。

浴衣は一日で仕上げたというから凄い。

家事は重荷。

重荷だからおろそかにする社会になったんじゃなくて
家事なんて誰からも評価されないから
おろそかになっていってしまったんじゃないかしら?って私は、思う。
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by tabalog | 2012-01-12 13:15 |

SENTO

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ここ最近の銭湯好きが講じて、遂にこのような写真集を図書館で借りてしまいました。

銭湯が好きというよりは「月の湯」が好きなんですけどね、本当は。

全国の銭湯の写真が細部にわたって掲載されている上に、文章は日本語と英語の両方が掲載されています。

外国人にも銭湯に親しんでもらおうってコンセプトなんでしょうか?

文中から察するに、創刊するにあたり取材をしていたのが2001年頃のようですが、その時点で現存していた沖縄の銭湯が全店掲載されているのが、凄い。

その中にも私が初めて行った銭湯が載ってました!!

確か、10歳くらいだったかな?

具志川市(今はうるま市)安慶名にあります、三葉湯!!

確か、近くに宮城産婦人科があったような気がします。

実家とはバスに乗らなきゃいけないくらい遠いところなのに、今となってみれば、何故その銭湯に行ったのかが、明確な理由がよく思い出せない、、、。

近所で仲良くしていた家族のお母さんが喘息の発作だかで、前出の産婦人科に入院することになったんだよな。

今考えると、産婦人科に喘息で入院てのもよくわかんないけど。

沖縄だからそこら辺は適当だったのかな?

病院も少ない時代だったし。

それで、そこの家には事情があって両親と暮らせない自分より2歳くらい年上の姉々が一時的に居候していたんだ。

ただでさえ身寄りのないところに、やっかいになっている家の人が入院することになっちゃったもんだから、「付き添って看病します」くらいの勢いなんだけど、言っても彼女も子どもだしってんで、うちの母ちゃんが「ちょっと落ち着くために、アンタたち二人で銭湯行ってきなさいー」つって連れ立って銭湯に行った、、、。

確かそんな感じだったような気がする。

その姉々は足の指が六本あるって聞いてたから(それが原因で両親から見捨てられてしまったとか)、見たいような、でも、こんな事したらダメだよねー、なんて事考えながらお風呂に入ってたなー。

今どうしてるんだろう?

それが約28年くらい前だから、今もあの銭湯あったら相当古いよなー。

そもそも沖縄にはお湯につかる習慣がないから新鮮だったし、お湯につかる楽しみを知ったのはあの日かもなー。

この写真集、定価7350円ととても高価なものなんですけど、amazonで調べると1万5千円くらいの値段がついております。

3万円はさすがに出せませんが、紙質から装丁から高価なのもうなずける写真集です。
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by tabalog | 2010-07-27 17:50 |

銅御殿

小石川にある銅御殿の写真集を図書館で借りました。
非売品です。
よって、イメージ写真もありません。

銅御殿の事は先月号くらいの「東京人」で知りました。

同じ区にあるんですけど、我が家からだとビミョ〜に行きづらいため、未だに見たことはないです(ーー;)

現在でも建物の保護のため建物内の見学はされておらず、年に二回ほどお庭から建物を臨む、という見学ツアーらしきものは催されているようです。

そんなわけで、せめて写真集でも見て在りし日の姿を拝めようかしら?なんて思ったのですが、残念ながら、この写真集、ほとんどが白黒です。

住居として使用されていたため家人への配慮でしょうが(撮影には非常に協力的だったとありますが)それにしてもな〜。

そんな銅御殿ですが、今、隣接地でマンション建設をしており、建物の保存が危機的状況だそうです。

こうやって日本は本当に守るべき古きよきものを壊しちゃうんだよなー。
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by tabalog | 2010-07-17 16:37 |

日本の路地を旅する/上原善広

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タイトルを見て旅の本だと思って予約したこの本。

違いました、被差別部落の本でした。

被差別部落の問題は本と映画の感想&美術館(自分的覚書)の中の「放送禁止歌/森 達也」の部分でも書いている通り、あれから、本の感想は書かないまでも、そこそこ読んではいたんです。

でも、気分は暗くなるし、挑戦的かつ感情的なものが多くて、「もう過去のことだし、この問題を追っかけるのはやめとこ」と思っていたところに、またこんな本が私のところに舞い込んできてしまった。

何か有るのか(笑、被差別部落から離れられない何かが(笑

大阪の被差別部落で生まれ育ち、いわゆる差別は受けないまでも、自分のルーツを探るように現在被差別部落の痕跡がある、ない関係なく、かつての被差別部落を取材した著者のルポです。

私は沖縄の生まれなんですが、沖縄の部落についても一応記されています。

著者自身も本書で書いている通り、「上原」という姓は沖縄ではポピュラーな苗字です。

ですが、彼自身は沖縄にはルーツはないそうです。

なおかつ、現時点の調査では沖縄にはいわゆる「被差別部落」というのは存在しなかったそうです。

確かに私も聞いた覚えはないです。

しかし、京太郎がいわゆる「エタ」にあたるという話です。

京太郎、、、。

喬太郎、、、?

違います。

京太郎と書いてチョンダラーと読むのだそうです。

「あー!!チョンダラー!!」

チョンダラーに漢字があるとは考えたこともありませんでした。

著者はチョンダラーのルーツとして泡瀬を旅していますが、沖縄出身の人間にとってはチョンダラーといえば平敷屋あたりが有名だったような?はて?上原さんは何か勘違いしているのかねー?なんて呑気な事考えていたら、エイサーの中でも道化師役とされているいわゆるチョンダラーと、泡瀬で受け継がれているチョンダラーとは似て非なるものらしい。

ほー、ほー、と感心しながら、早速文明の利器(?)ようつべさんで検索します。

ありました、泡瀬のチョンダラー。

こ、怖い、、、。

本の中でも「とてもおどろおどろしい」とあったけど、確かにこれは怖い。

てか、今まで見てきた愉快なチョンダラーとはぜんっぜん違う!!

そういえば、「ニンブチャー」という言葉があるけど、これぞまさしく「念仏者(ニンブチャー)」。

沖縄に長いこと住んでおきながら、知らないことがいっぱいですな〜。

誤解なきようにしておきますが、泡瀬自体は被差別部落ではないそうです、念のため。

というより、被差別部落って、今までは「なんだかよくわかんないけど、ある地域に湿地帯みたいな、水はけの悪いところがあって、そこに住まわざるをえない貧乏な人たちを、部落の人として差別してるのよねー」なんて馬鹿なこと思っていたけど、被差別部落に住まわざるをえない状況というのはかつての幕府の命令があったり、「部落」っていうのは端的に「場所」の差別じゃないのよね。

今回改めてそれを痛感しました。

だからこそ、難しいなー、と。

職業差別という意味合いも強くて、焼肉屋だったり、皮なめし、屠場、古くは処刑場片付、それくらいは知っていたけれど、今回この本を読んで知ったのは猿回しもそうだったってこと。

前に立花隆の「青春漂流」と読んで、猿回しの村崎太郎さんの話も載ってて、凄い感動したことがあったんだけど、そんな話はなかったような気がするな。

要するに「芸事」で生業をたてる人の事も差別対象で、漫才のルーツもやはりエタの生業。

落語はどうなんだろ?わかりませんが。

ちなみに本書は第41回大宅壮一ノンフィクション賞を受賞しております。
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by tabalog | 2010-07-14 15:42 |

ベニシアの京都里山暮らし/ベニシア・スタンリー・スミス

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NHK-BSで放送されている「猫のしっぽ カエルの手」。
ベニシア・スタンリー・スミスさんの日常を追った番組です。
大好きなんですけど、今、BSの電波の調子が悪く見られません(ーー;)

ベニシアさんの説明といえば、イギリスの貴族の出身でありながら、
瞑想に目覚め、東洋の魅力に惹かれ、無一文で日本にたどり着き、
現在は京都・大原に住んでて、って言われても〜、みたいな感じです。

そんな程度だったら他にもいそうな人、みたいな。

ベニシアさんの魅力は、毎日の暮らしを大切にしているところかな?

丁寧な暮らしぶり、そして日本語訳の文章は旦那さんですが、
たくさん「いい人たち」に巡りあってきたんだろうなぁ〜、って
推測される、とても温かい文章を書きます。

読んでいるコチラも幸せになれます。

最近「家事は手早く〜」とか、「時短クッキング」などが
流行っていますが、あれが私には疑問でならない。

家のことを丁寧にして何が悪いのでしょう?

そりゃ何をするにも早いほうがいいとは思うけれど、
かくいう私も時折せっかちだけれど、
でも、家事の時間を「無駄な時間」として捉えているような
そういう扱いはどうにも好きになれない。

大事なこと見逃してしまうような気がする。

でも、なかなかこのような風潮の世の中で、友達同士の会話でも
そういう主張はしずらいもの。

丁寧に毎日を過ごす事を大切に思いたい。
私の心を凛とした気持にさせてくれるベニシアさんの本でした。
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by tabalog | 2010-07-08 14:10 |

ザ・東京銭湯/町田 忍

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最近銭湯がマイブームです。

というか、断言しましょう!!

きます!!
銭湯ブーム!!


以前はラクーアによく行っていたんですけど、入場料高いし、
「温泉に行きたい!!」なんて事もよく言っていたけど、
そもそもめんどくさい。

吉本隆明が「温泉に癒されに行くなんてのは幻想だ、却って疲れる」みたいな事言ってたけど、私も多分そのタイプ。

要は、

大きなお風呂で足を伸ばしてゆっくり浸かれば事は済むんじゃないのか?

って事に、気づいたわけです。

そしたら、この気づきが大正解!!

やっぱり、「大きなお風呂で足を伸ばしてゆっくり浸かれば」事は済んだわけです。

大人450円という安さもさることながら、建物のカッコよさがたまらん!!

ここのところ、「古民家」とまではいかないまでも、昭和初期頃の建物が好きでして、
私はよく行く「月の湯」さんという銭湯は昭和8年創業の頃の建物のがそのまま残り、
その空間に自分が居られるだけでもなんとも幸せ♪

私が払う450円には「この建物を是非後世に残してください」という思いが込められています。

近所の人が募って燃料代を賄っている感覚も好き。

「浴育」という考え方にもとても共感が持てます。

さて、そんなわけで「ザ・東京銭湯」

東京の銭湯が紹介されているだけの本です。

銭湯に興味のない方はお手に取ることもないのでしょうが、ここは是非!!日本の文化遺産を見るつもりでページを捲っていただきたいもの。

外装から内装からかっこいいのなんのって。

燃料代高騰や後継者不足で廃業が相次ぐ銭湯業界。

どうにか頑張ってもらいたいものだな〜。

そして、キング・オブ・銭湯として名高い北千住の「大黒湯」にも行ってみたいっすな〜。

家風呂は家風呂で楽しいですが、たまには銭湯も良いですぞ。

遠くの温泉行くより、こういう身近な文化遺産を残すために、たまには450円使いましょうよ。
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by tabalog | 2010-07-01 15:40 |

吉田類の酒場放浪記

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今日から7月です。
暑いですね〜。

最近重たいネタが続きましたので、ここらでかる〜いネタを。

読む、っていうほどの本じゃないんですけど(ーー;)

と言うと、吉田類さんと、吉田類さんファンに怒られそうですが、、、。

酒場放浪記とは、BS-TBSで月曜夜9時から放送している番組で、
なんてことはない、吉田類さんが渋〜い飲み屋を訪れ、
一杯、いや何杯ともなく嗜んでいる、ただそれだけの番組。

しかし、これがなんともいい番組なのです。

猫舌のオヤジがなんとも可愛らしいです。

おかげで可愛らしいカフェよりも、「一寸一杯お気軽に」という
赤ちょうちんのお店が気になるようになりました。

twitterにはご本人のつぶやきもありますし、ハッシュタグも登場!!

先日は立川談笑さんもハッシュタグでつぶやいていましたし、
いよいよ吉田類ブームがきたようです。

いつか酒場放浪記で紹介された酒場を巡って旅をしてみたいと思っているのは
私だけではないはず(-ω-)/

でも、最近いよいよ肝臓かどっかがおかしいのか、
飲む量がめっきり減り、ここ2週間くらいは
大好きなビールでさえ、あんまり美味しく感じなくなってきたな〜。

巻末には紹介店舗一覧が掲載されていて、夢が膨らみます(* ̄∀ ̄)ノ■☆■ヾ( ̄∀ ̄*)
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by tabalog | 2010-07-01 14:53 |

週刊朝日ムック「筑紫哲也」

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筑紫さんがいなくなってから、すっかりNEWS23を見なくなってしまいました

筑紫さんは沖縄もそうですが、少数派の意見を全国のニュースにすくい上げてくれた人です。

今そんなジャーナリストいません。

自身の世代責任について強い思いを抱いていた事は
テレビで見る筑紫さんとはちょっと違う「強さ」を感じました。

多事争論傑作選が収録されていて、その中の一つにイラク日本人人質事件について
当時小泉純一郎が「自己責任だ」と言った事を、筑紫さんがやんわりと批判しているくだりがあります。

あの時、みんながみんな小泉純一郎の「自己責任」説に扇動され、
人質になった人をさも犯罪者のように仕立て上げていた感じがして
でも、その話題になると、そういう論調に話を合わせていた自分がいて
何とも言えない息苦しさを覚えていました。

人質になった人が何故イラクに行ったか、自作自演か云々はさておき
時の首相が、政治家がこんな言葉を安直に口にしてしまう。

そんな事態に異論を唱えることが出来ないわけではないけど、
非常にしずらい世の中になっている。

それにしても、筑紫さんといい、談志といい、茨木のり子といい、
私の好きな人には世の中で正しいと思われていることを
「本当にそうなのか?」と疑ってかかる人が多いな〜。

自分の深層心理と因果関係があるのかな。
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by tabalog | 2010-03-24 10:13 |

万年前座/立川キウイ

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立川キウイ、、、誰!?みたいな(笑

写真見て思い出しました。

テレビで談志のドキュメンタリーなどがあると、
必ずといっていいほど談志の近くで写っているあの人。

実際にご本人を拝見をしたこともあるけど、
まさか前座さんだったとは知りませんでした。

しかも、談志の元で前座を16年余り。
オイオイ...( ;・_・)ッ( ゜ー゜)ウキ...
ちと、長すぎです。

そんな前代未聞の前座生活を過ごしたキウイさんヒストリー。

立川流の人は、とにかく出版している書籍が多く、
今回も「どうせ談志の奇人変人」ぶりをネタにしている
書籍なんだろうと、あんまり読む気になりませんでした。

でも、キウイさんのこの本は談志とのエピソードは、
そんなにないです。

わざとそうしたのかどうかはわかりませんが。

だから、談志の奇人変人エピソードを期待して読むと
がっかりするかも。

3回の破門にもめげず、なおも家元にくらいつく、
諦めない、物分りの悪い男の物語です。

って書くと、かっこいいけど、要するに体たらくな人なんですよね。

不思議なのは、談志自身もキウイさんを諦めないというか、、、。

3回も破門にしておきながら、なお自分の元に置いておく。
その心境はどうだったんだろうか、と。
凄く気になります。

自分の体たらくのせいで、出世できない。
それを認めつつも、どんどん後輩に追い越されて行く現実との
戦い、焦燥感。

そんな事がかる〜く描かれています。

私は一日で読んでしまいました。

現在は二つ目だそうです。

いつか真打になれるのでしょうか。
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by tabalog | 2010-03-23 19:54 |


似てる有名人はガチャピンです


by tabalog

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