カテゴリ:トーシツ母さん( 10 )

義母がトーシツになりました。その10

最後に書いたのが11月だった。
今は2月。
時が過ぎるのはあっという間ね。

で、相変わらず近況はだいたいtwitterで垂れ流しているので
大体は伝わっているかと思うのですが、
一応記録として残しておきたいので。

12月25日にゴミ屋敷から必要なだけ新たに借りたレンタル倉庫に移動しました。
レンタル倉庫に入らないものはとりあえず我が家へ。

レンタル倉庫の支払いの内訳は、保証金は私達が、毎月のレンタル料は区役所の生活福祉課に出してもらうことに決まりました。

うちの相方はこの金銭のやり取りでは役所と相当に揉めたらしいです。

生活福祉課の言い分としては「家財保管のための家賃は出さない」。

うちの相方にしてみれば、「生活福祉課の指導のもとにお母さんは施設に入所している。
実際に家に住んでいる人の家賃は支払えるのに、家を追い出されてやむなく
施設に入所している母の家財保管料は何故払えないのか」と。

しかし、生活福祉課、抵抗むなしく玉砕。

うちの相方に正論語らせれば勝てる相手はそうそういない。

それと、荷物を移動するのに使った赤帽さんの料金も生活福祉課で支払ってもらいました。

何故12月25日なのか?

どうしても昨年度中に終わらせたかったのと、こんなグダグダな状態でLUNAのLIVEに行くのは嫌だったから。

とにかく急ピッチで荷物の仕分けをした。

ある程度片付いたところで100円ショップで買ってきたブルーシートを敷き、
義母の服を全部出して、アイテム別に分けて、それから取っておきたいもの、捨てる物
売れそうな物などに仕分け。

電気が止まっているので暖房もない、しかも午前中のうちにやらないと部屋が暗くなってしまう。

毎週末に相方、義母と三人でやっても、どうにもこうにも進まない。

腹が立った私は「このまんまじゃ全然終わらん!!お義母さんと二人で二日にいっぺん来てやる!!」と宣言。

かつてはここに入れてもらえなかったのに大した進歩だと自分でも思った。

私は大のナフタレン嫌いで義母はその逆でとにかく荷物という荷物にナフタレンを入れたがる。

実際ゴミ屋敷も強烈なナフタレン臭が立ち込めているので
どんなに寒くても玄関、窓、換気口、全部を開け放たなければいけない。
それが一番きつかった。

何はともあれ25日に引越し完了。

無事LUNA SEA3DAYSも行けました。

1月31日区の清掃事務所に粗大ゴミを引きとってもらい、民間の清掃業者さんに
テレビとパソコンを引きとってもらい、掃除機をかけてもらい、
不動産屋さんに来ていただいて、やっと引き払いました。

区の清掃事務所の方にも「ずいぶん片付きましたね、頑張りましたね」とお声を掛けていただきました。

もう彼らに会うこともないでしょう。
本当にお世話になりました。

不動産屋さんももの凄く親切にしてくださいました。

あの方は私達にとっては神みたいです。

義母がこういう状態で今まで滞納していた家賃も払えません、なるべく早く片付けるつもりなのですが待っていただきたいと無理を承知でお願いして、じゃあ3月をタイムリミットで、と言っていただき大変助かりました。

お母さんが病気ならみんなで協力していかなきゃしようがないじゃない。
家賃やら改修費やらはもういいから、せめて鍵の交換代だけ持ってもらって
それで終りにしましょうと言っていただきました。

その不動産屋さんは、義母がクレイジー絶好調だった頃、近所からの苦情が凄くて様子を見に行って、その時に「この人が私の家を奪うんです!!」と交番まで連れて行かれたこともあるそうです。

交番の人は「またこのおばさんかよ」みたいな感じでとり合ってくれなかったそうなのですが。

そんな嫌な思いをさせられているにも関わらず、
「お母さんは見た目も若いし、字も達者だし本当は立派な人だと思うよ」と
褒めてくださいました。

しかも「ウチが持っている物件で生活保護の人でも保証人がいれば部屋提供するって言ってくれてる
オーナーさんがいるから、お母さんが退所するときは、もしよければどうぞ」と言ってくださいました。

あの不動産屋さんでなければ、私たちはどうなっていたことか、本当にわからない。

本当に心から感謝。

そして、先週末、以前から患っていた白内障を両目手術するため入院。

お義母さんは「あまり気乗りしない」、相方は「無理して手術しなくてもいいんじゃない?」
そんな状況の中、私は「絶対やったほうがいい!!」と無理やり決行した。

賭けていたから、この手術に。

目がはっきり見えるようになれば、統合失調症も多少は良い方向に向かうのではないか、と。

手術が終わって後しばらくは「眼鏡なしでこんなに見えるなんて!!」と
大喜びしていたけど、しばらくするとまた元通り。
トローンとした状態の義母に。

そんなに簡単にはいかないものね。

眼の状態が安定したら施設を退所して一人暮らしできるようにしてあげたい。

今は消耗期のようなのでまだ早いのかも知れない。

早いと思われるかも知れないけれど、義母の性格上、多分その方が病気が快方に向かう様な気がする。

これはただの勘なんだけど。

でも私の勘は意外と鋭いのだ。

しかし、それには生活福祉課の了承を得なければならない。

で、先日生活福祉課に出向いて「そろそろ、一人暮らし、いかがなもんでしょ?」と
問いたところ、答えは「NO」。

「う〜ん、まぁ、確かに立派に暮らしていけるかって言われると、私もちょっと自信ないしな」なんて思っていたのだけど、意外な事実が判明。

その施設には多少の入居費を支払わなければならない。

確か4万5千円。

私はそのお金は生活保護費から支払われているのかと思っていたのだがそうではなく、
1万5千円を生活保護費から、残りは義母の年金から差っ引かれているらしいのだ。

これでは義母の年金は手元にわずかしか残らない。

しかし、一番の問題は1万5千円の生活保護費の方。

通常生活保護費が補填してくれる家賃の限度額は5万5千円くらいらしい。

うちの相方が「生活福祉課にどんなに掛けあってもなかなか出所させてくれない」
ってずっと言ってたな〜。

理由判明。

今のままなら家賃の補填が少ないまんまですむからだ。

もとより日本は精神障害者を病院などに幽閉する策からなかなか脱せないでいる。

そこに漬け込んでいるのかしら?

まだ、ちゃんと調べはついていないけれど、貧困ビジネスも絡んでいる予感。

それにしても、生活福祉課。

忙しいのはわかるんだけど、もうちょっとどうにかならんかな〜。

義母に面会したのは入院していた夏の頃、一度だけ。

たったあれだけなのに、よくもまぁ「まだ治らないので退所は無理です」とか
かわいい顔して、いけしゃあしゃあと。

しかもゴミ屋敷の惨状を一度も視察にこなかったな〜。

うちだって人々の支払う税金を無駄に貰うわけにはいかない。

お金払ってくれるのは嬉しいけど、もうちょっとちゃんとした方がいいんじゃないのか?

というより、あの惨状は彼女のキャリアのためにも見ておくべきだったと思うけどね。
[PR]
by tabalog | 2011-02-08 21:34 | トーシツ母さん

義母がトーシツになりました。その9

一ヶ月ぶりに義母の様子を書きますかね。

その間にも色々ありましたよ。

先週末はTwitterでつぶやく気持の余裕もありませんでした。

とりあえずゴミ屋敷をひたすら片付け続けております、ハイ、、、(ーー;)

しかし、粗大ゴミが多くて、片付けしようにもスペースがない!!

とりあえず一度粗大ゴミを出すか、ということになり手続開始。

義母は現在生活保護を受給しているので、受給者は役所の生活福祉課に減免申請を行うと粗大ゴミの料金が免除されます。

ただし、テレビや冷蔵庫などのリサイクル法にひっかかる家電は×です。


まぁ、生活保護を受給していながらモノが有り余っている生活をしている人はそうそういないと思いますが、うちの義母のように精神に無理がかかり、買い物依存症状態になった挙句の無一文、生活保護を受けなければならいほど生活が困窮していく人は、今の時代結構いるのではないかと思います。

そういった人には、この減免申請をおすすめします。

モチロン本人に捨てる気があれば、ですが。

うちは生活保護申請の時に、すでにゴミ屋敷の話はしているので、減免申請も役所から送られてきた申請書にサインして役所へ返信するだけという簡単な話。

10月14日に清掃局の方とゴミ屋敷にて粗大ゴミ出しの打ち合わせ。

義母は前日のゴミ片付けでお疲れの様子で来られず、結局私一人で対応。

清掃局の人にも部屋の中を見てもらい、
「この量では数回にわけないと無理」という事になり
粗大ゴミ出し第一弾の日取りを10月28日で決定。

粗大ゴミの点数、サイズなどを測って、当日私と義母だけでは到底運べないため作業員の手配もお願いする。

第一弾のゴミ出し日まであと二週間と期限が決まったところで、なるべく多くのゴミを出そうと週末には必ずゴミ屋敷に足を運んで、義母に捨てるもの、捨てないもの等を選定してもらい、捨てるものは私が燃えるゴミ、燃えないゴミに仕分けるという作業をこなす。

**********

そんな作業中の日曜日、不用品回収の車を発見!!

よく「ご不要になったテレビ〜冷蔵庫〜など〜なんでも〜お引き取り致します」ってアナウンスしてタラタラ走ってるアレね。

家電リサイクル法にひっかかるテレビが2台あったので、
持って行ってもらおうよ!!なんて
軽い気持ちで呼び止めたのが大間違い!!

あれ、呼び止めちゃいかんです!!

利用しちゃいかんです!!

タダでテレビを引きとってもらえんだろうか?なんていう虫のいいことを思った私達もいけないのですが、案の定ただじゃないと言われまして、、、

「じゃあ、結構です」

断ったら、ここから1時間以上の押し問答ですよ、アンタ!!

「逆にいくらなら払えるんですか?」

だの、

「今お金がないなら後で請求書送りますので、それでお支払い下さい」

だの、

「そんなのよくわからないから、やっぱり結構です」なんて言ったら

「それじゃあ、信用されてないみたいじゃないですか?」

なんて、上島竜兵みたく被っていた帽子を床にパーン!!と叩きつけてぶち切れる始末。

そんな押し問答している間、片付け作業もできず、動かないから体も冷える一方。

とりあえず、もうなんだかよくわかんないけど、テレビ2台を引き取っていってもらい、
こっちから連絡することにしてしまった。

連絡、、、しないけどね。

まっ、勉強代ってことで。

お互いに勉強しましたってことで。

**********

そんな事がありつつ迎えた10月28日、粗大ゴミ出し第一弾の日。

作業が朝8時45分からということで、その時間に間に合うようにゴミ屋敷へ。

ゴミ出し打ち合わせの時はいなかった義母も、この日は参加。

作業員がやってきて、とにかく運び出す、運び出す。

そんな最中「あっ!!それは駄目!!」「それは持って行かないで!!」と叫ぶ義母。

そのうち作業員の長みたいな人が明らかにイライラし始め、私も捨てると言っていたものをまた捨てないと言い出した義母に若干パニック状態。

どうしていいのかわからず勤務中の相方に電話。

「とにかく母が捨てていいというものだけ捨てて」と言われて、
「そんな無責任な〜」と思ったけど
「そうか。何も捨てることに執着しなくてもいいか」と気を取り直し、
イライラする作業員を気にしないように、義母にある程度判断を促してみる。

これも、モノへの執着を断つ訓練なのだった、、、。

それを私は忘れていた。

義母に判断能力を持たせるためにも、「とにかく全部捨ててしまったほうがいい」という役所を説得し、ゴミ屋敷を少しずつ片付けているんだった、、、。

なんやかんや色々ありつつ、しかも雨降りの中作業は無事終了。

「じゃあ、帰ろうかな〜」なんて思っていた矢先に
「インフルエンザの予防接種受けたいから、病院に電話してくれない?」と、
予防接種委託病院の一覧表を渡される。

「あ〜、そういえば前の晩に相方が母を病院に連れて行って欲しい、
みたいな事言ってたな〜」と思い出し、一覧表を見ながら電話、
当日予防接種できる病院がすぐ見つかる、しかもゴミ屋敷から徒歩数分の好立地。

「もう疲れた!!病院が終わったら帰ってやる〜!!」

そんな事を思いながら病院の待合室にいたらものの15分くらいで予防接種終了。

「家帰って寝るぜ!!」

決意を固めていたら「今日のお昼、欠食にしてきたのよね〜」と義母。

それって、つまり、、、


二人で飯を食うってことじゃねぇか〜〜〜!!

ああ、メンド臭い、だいたい義母と二人っきりで過ごしたことなんかないのに、、、

しかも、まだ朝10時だぜ、おい〜〜〜!!

まさかこの時間に昼飯食えねぇだろうよ〜〜〜〜!!

外も土砂降り、私の心も脳内も土砂降り、、、

絶体絶命のピンチング〜〜〜(って、ピンチングなんて言葉があるのかわかりませんが、語呂だけで使いました^^;)

「ウチに来ますか?」と恐恐と訊ねると

「イヤ、遠回りになっちゃうもの。」

じゃあ、どおすりゃいいんだよ〜〜〜〜!!

もういいよ、あたしゃ帰りたいんだよ〜〜〜、お前も帰れよ、も〜〜〜〜〜!!

、、、でも、知っている。

義母はあの更正施設が嫌いなのだ。

誰とも話さないしやることがないっていつもグチグチ言ってる。

私も義母の立場になってみればきっと更正施設にいたくないはず。

、、、その気持がわかってて帰れというのは女がすたる。

「じゃあ、、、サイゼリヤでも行きますかっ!!」

店の前に行ってみる。

まだ開店前。時は10時20分。閉まってて当たり前。

う〜ん、どうしようかな〜〜〜、と横を見るとスタバ。

そんなわけでスタバへ。

二人でコーヒーを飲む。

「はー、何話せばいいんだぁ〜〜〜、早く一人になりたい〜〜〜、
あ〜、一人でコーヒーすすりたい、、、
そうよ、私は一人が好きな女なのよ、なのです〜、なのだ〜〜〜、
にゃあ〜」


最初はそんな感じで思っていたけれど、意外と色々話す。

ちょっと勇気を出して、義母と同じく統合失調症の友達の
長い闘病生活の話をしてみると凄い食いついてきた。

同じような妄想を持つ人が自分だけではなく、そして、長く病気と付き合っていることに興味を持ってくれたようだ。

「私だってねぇ、あれが無くなったとか、あれが盗まれたとか、おかしな事言ってるなっていうのはわかるのよ。でも、息子がそれは病気だとかなんとかバンバン言うもんだから、そう言われちゃあ、こっちも意地になっちゃってねぇ、、、。」

最後には「でも、ないものはないのよ」と付け加えていたけれど、
やっと「自分がおかしな事を言っている」という事はわかり始めたみたい。

それからは息子は独善的だとか、

息子の絵が上手いのは父親譲りで私には絵の才能はない、

とか

白内障で目が見えなくなってきている、

とか、

全然料理をしてあげられなかったから申し訳なく思う、

とか、色々話ができた。

しばらくして、スタバを出て電車で移動して、池袋駅で食事。

義母が秋田出身ということで稲庭うどんをごちそうする。

でも、義母は稲庭うどん食べたことないって言ってたけど。

ご飯食べたら即、解散。

打ち解けたような、金づるならぬ、飯づるにされたような、、、。

それでも一応の達成感を持って私も帰宅。

**********

そして、30日、31日と義母がウチに泊まりに来ていました。

これは、一緒に住むための第一歩とか、そういうわけではなく、
前述の通り、更正施設に居たくないというので、とりあえず泊めた、という具合。

薬を忘れてきたというので心配したけれど、特に問題もなく終了。

そして、今朝粗大ゴミ出し第二弾の打ち合わせのため、またゴミ屋敷へ。

今日も義母は来なくて私一人。

前回と同じ清掃局の方が来て、今回は前回ほどの量はない、またこれからも
大きなゴミはそんなにでないであろう。
どちらかというと仕分けた服などの袋ゴミがどんどん増えていくだろうということ、
袋ゴミは出た時点で清掃局に電話すると日時を決めて引き取りに来てくれるという話でまとまる。

まだまだゴミは減る様子がないけれど、当初のドアさえも開けられない状態や、私が近づくことができなかった状態から比べると、だいぶ進歩したと思う。

ただ、義母も言っているように、ウチの相方はどうにも独善的なところがあり、
自分の正しいと思っていることが全てで、正しいから伝えようともしなければ、
きちんと相談もしない癖があり、それで意思疎通が上手く行かず、ここのところは喧嘩が絶えなかったのも、私にはきつかったな。

そんなゴミ屋敷の契約は、どうやら私達が望んでいる来年の3月までに明け渡す、というので話がまとまりそう。

「心に引っかかるところはあるけれど、病気じゃ恨みようがないでしょう。みんなでお義母さんをささえていかなきゃ」と言って、オーナーさんとの間に入って交渉してくれている不動産屋さんには本当に感謝。

で、もう一方の借金の方はというと、、、完全に手付かず。
どうすりゃいいんだろうね、アレ。

最近じゃ請求書さえも来なくなったけど、、、。

まっ、いっか、的な(笑

笑ってる場合かよ、って話ですけどね。
[PR]
by tabalog | 2010-11-02 17:21 | トーシツ母さん

義母がトーシツになりました。その8

少しだけ倉庫問題が解決の兆しを見始めました。

義母の強い意向で倉庫には近づけてもらえなかった私。

しかし、もうにっちもさっちも自分ひとりの力ではどうにもならないと
思ったのでしょう。

昨日片付けを手伝って欲しいと頼まれまして、倉庫の片付けをしてまいりました。

近所の目も気になるし、相方も翌日仕事だしあんまり疲れてもいけないというので
とりあえず2時間ほど頑張りました。

私と相方で、とにかく部屋の奥へ出入しやすいように、大きな家具をどかしたりしながら
通路確保。

その間に義母には持って帰る服を取り分けてもらうという作業をしてもらいました。

そろそろ冬が近づいてきたので、とにかく冬物が欲しいということで。

何しろ、身一つで強制入院でしたから、服がなかったんですよね。

2時間頑張ったおかげで、部屋の奥にも行きやすくなりました。

初めて奥を見たのですが、見たところ大きな家具と大量の洋服って感じ。

荷物の種類が大体わかったので、ちょっと気が楽になりました。

それと、義母は外出時に大量の荷物を持ち歩いていたのですが、それがなくなりました。

義母はずっと架空の裁判をしていて、そのための資料やらメモやらだったんですが、

それを持たなくなったということは、やっと裁判の妄想がなくなった証拠だと思います。

昨日は自分が買ったパンを勧めてくれたりとか、
私と相方が相撲の話をしていると、「相撲好きなの?」と話しかけてくれたりとか、
色々と嬉しい出来事がありました。

うちの相方にも「私、統合失調症になっちゃったのよ、、、」とちょっと
漏らしていたというので、病識も徐々に出てきているようです。

薬もお医者さんの処方通りに言われたとおりに飲んでいるらしい。

それがまず、凄い。
私ならそこそこ自由の身になった時点で、こっそりやめちゃうな。

しばらくはあの荷物と戦う羽目になりそうです。

前の会社では凄い営業成績を出して、かなりの高収入を得ていたので、
それを買い物に全部つぎ込んでいるわけだから、それなりに良いソファだったり、
未使用の炊飯器だとか、もったいないよな〜。

「あの倉庫の前で青空市でもやっちゃう?」なんて相方と勝手な事言ってます。

私もおぼんを貰っちゃいましたヽ( ゜ 3゜)ノ

a0004725_20222572.jpg


買うと結構高いんだよね。

片付けに行くというより、何かもらいに行く、になったりして。
[PR]
by tabalog | 2010-09-27 20:24 | トーシツ母さん

義母がトーシツになりました その7

また前回の更新から一ヶ月以上が経過してしまいましたね。
トホホ。

そんなわけで、統合失調症の義母の話、第7弾です。

もうそんなに書いているんだな〜、自分でもビックリ。

今は退院して更正施設にいます。

施設とはいえ、見た目はフツーのマンション。

買い物をしたレシートを提出しなければならない、
おトイレが共用、自転車を所有できない、
お風呂や洗濯機使用時間制限など
不便を欠く事はままあるけれど、
三食作ってくださるし、在所しているだけで僅かながら
お小遣いがもらえるようだし
(その辺のからくりは正直私にもよくわからないのですが)
病院にいるよりははるかに良いのではないでしょうか。

施設を準備してくださった役所の配慮により、
我が家からもそう遠くはないので、
義母に会いにいくのも楽になりました。

相方は相も変わらず毎週会いに行っています。

私は退院直前に会って、それっきりだったんですが、
先日の敬老の日に食事や買い物をしました。

前回会った時と同じようにやはり「ライク・ア・カッコーの巣の上で」状態。

完全に骨抜き状態です。

かつては、真夜中我が家を訪ねてきてピンポン鳴らすは、大声出すはの
大暴れ状態だったのに、今ではそんな元気はまるでありません。

そんな義母を見ていると、もしかしたら一般社会に迷惑がかからないように
するためだけに薬を飲ませている(もしくは、飲まされている)のであって、
本当はまるで本人のためになっていないのではないか?と頭をよぎります。

いつも頭の中は迷い道くねくね。

それともう一つ、今までと明らかに違うところ。
食欲減退です。

今までは己の欲求と空虚を満たすかのごとく、
お団子屋さん見つければ猛突進、
御蕎麦屋さん見つければ猛突進、
みたいな感じで、もうとにかく食べまくっていたのに
こないだ会ったときはビックリするくらい食べてなかった。

自分でも「もう全然食欲が無いのよ、何食べても美味しくないし」って言ってたし。

そんな義母の毎日はというと、本来は施設で軽作業などの訓練があるようなんだけど、
そういうのには一切参加せず、ずっと寝て暮らしてるみたい。

もともと他人とは相入れない性格だし、目が悪くなっていることもあって
なかなか難しいのかも。

一人孤独に、息子に会える週末をひたすら待ち続けているんだろうな〜、と
思うと、どうにもこうにも可哀想。

そんな義母ですが、つい先日良い兆候が見られました。

自分で電車を乗り継いで、例の倉庫の片付けに行ったらしいのです!!

あれだけ一人で出かけるのも、電車に乗るのも嫌がっていたのに凄い!!

で、片付けられたかというと、やはりそれは無理だったようで、、、。

玄関まで荷物ぎっしりだもんな、当たり前か。

でも、片付けようという気持ちを持って、しかも、行動できただけでも大きな一歩です。

義母以外にも我が家には良いニュースがやって参りました。

昨年(あれ?一昨年?)脳梗塞で倒れ生死の境をさ迷っていた義父が
嘘のような回復を見せ、ついにおむつがとれたとのことです。

幼い頃に離縁して以来、再び会えるようになった息子(相方)を思えばこその
この回復力だよ〜、と皆さん言ってくださいます。

まだまだ息子のために生きたかったんだな、義父は。

とはいえ、義父は義父で躁うつ病。
まったく、奇跡のような家族ですよ、うちは。

あっ!!もうひとつ嬉しい出来事があったんだ!!

義母には長年音信不通の姉がいます。
そのお姉さんが義母の母親の面倒を見ているというのを
ずいぶん前に聞いたことがあります。

義母はもう連絡先知らない、なんて言ってたんですけど、
実は知っていたんです。

ケンカ別れしていたのでバツが悪く、手続き上必要なら役所の人から
連絡してくれることを願っていたんでしょう。

先日義母の母親が夢に出てきて「さよなら」と言われたというので
「死んだのかしら?」と思い、慌てて電話したらしいです。

それで、なんとなく和解できた様子です。
良かった。

とはいえ、あれだけ義母が入院するときに姉の連絡探しまくってたのに
隠しおってからに、コラー!!とは思いましたけどね。

まっ、結果オーライっす。

倉庫問題と、借金問題だけ宙ぶらりんになりつつ、
なんとなく好転していっているような気がする今日この頃です。
[PR]
by tabalog | 2010-09-24 23:45 | トーシツ母さん

義母がトーシツになりました。その6

はいたい!!ぐすーよーちゅーうがなびら?

いきなり方言ですみません。

暗い話の前に少しでも明るく、と思いまして。

前回からだいーぶ経ってしまいましたね。

統合失調症を患った義母(相方の母)の話、その6です。

あれからどうなったのかというと、、、。

相方は毎週末面会に行っています。

一人息子とはいえ、あれだけの看病ができるのは、我が夫ながら本当に感心します。

諸用があれば有給とって行きますし。

景気も悪く、家族の関係が希薄となったこのご時世、電車やバスを乗り継ぎ、
よりにもよって統合失調症という病気を患った母親を病院に迎えに行き、
母親が行きたいところに連れていき、また電車やバスを乗り継ぎ病院へ送る。

毎週です。

簡単な事ではないと思います。

本当に偉いと思います。

で、私はどうしているのかというと、義母が会いたいと言えば会う、くらいな
スタンスでいます。

でも、会いたい、なんて言うわけはないので、基本的には一人自宅でのんべんだらりと過ごしております。

今までは急性期病棟に入院していたのですが、その病棟は入院できる期間が(確か)三ヶ月と決まっています。

で、その三ヶ月を過ぎているのですが、いつのまにやら任意入院に切り替わっていたようです。

退院するには外泊訓練というのがあって、先々週と先週、一応訓練が終了。

今週末には退院できる予定です。

義母は現在ホームレス状態にあるので、更正施設に入所することになりました。

ちなみに、この外泊訓練というのは、基本的に今後生活していく環境でやるのが望ましいそうです。

なので、受け入れてくれる更正施設がなかなか決まらず、いっそ我が家に泊まってもらっても、とも思ったのですが、ソーシャルワーカーさんから前述の話を聞いて断念しました。

義母の現在の病状としては、相変わらずの強い妄想癖。

ただ、薬のおかげで(というべきか、薬のせいでというべきか)他者に暴言を吐く、というような攻撃行動は抑えられており、むしろ欝の状態に近いような気がします。

常に小声で話し、歩くのも辛い様子です。

また、薬の副作用でしょうか、時折ヨダレが垂れてくるのが見受けられます。

完全に骨抜きにされてしまっているというか、その様子は「カッコーの巣の上で」を彷彿させます。

そんな状態であっても消えない妄想って、ある意味凄いです。

退院を目前にして先週末、お医者さん、ソーシャルワーカーさん、相方、私で面談を行ないました。

今までずっとどうしたらいいのか私の立場について質問しました。

いくら、妄想対象とはいえ家族なのだから、義母の気持いかんに関わらず会った方がいいのか?

答えは「無理して会わない方がいい」でした。

もとより被害妄想が酷い病気の上に、他の患者さんと比べても特に他人を信用しない傾向が強いので、義母自身も疲れるし、私自身もいくら病気とはいえ、有らぬことをとやかく言われるのはつらいだろうから、無理して会わなくてもよい、と。

昨日まで憎かった人間に急に心を開くような、そんなドラマみたいな事は起きませんよ、と。

そのドラマを期待していた相方はがっかりしていた様子。

それと、相方はいくらなんでも元気がなくなってしまった自分の母親を見て、どうにか薬をやめさせたい、せめて減らせないものかと懇願。

お医者さんからの答えは、これでもかなり減らしている方で、副作用もやはり他の患者さんに比べれば軽度なものである、と。

相方が一番ショックを受けたのは、薬をやめると、また一からやり直しだということ。

私は「そりゃそうだろ、トーシツだからな」と思ったけど、相方は薬が一生ついてまわることがかなりつらいみたい。

退院できるのはとりあえず一安心。

なのではあるが、それでも、悩みは尽きません。

きちんと通院してくれるのか?

今だに「私は病院の実験台にされてるのよ」と言うような人が、薬を飲み続けるだろうか?

それと、義母周辺の問題は相変わらず進展なし。

借金の方も完全ほったらかし。

ウチに義母宛の郵便物が届くようになっているのですが、最初の頃は、請求書の類が届くたびに暗い気持ちになって落ち込んでいたんだけど、最近ではすっかり開き直り、ついに、どこぞの銀行が「57円くらいしか残っていない口座を差し押さえました」って知らせてきたんだけど、「57円差し押さえんのに配達記録郵便て馬鹿じゃねぇ?」なんて笑ってました。

いや〜、慣れとは恐ろしいものです。

ゴミ屋敷の方は、相方と不動産屋さんとで調整中。

私なんざ冷たい人間なんで「あんなもん、全部捨てちまえ!!」(←役所も捨てちまえ派)なんて言ってたんだけど、相方曰く「いきなり他人に捨てられるのではなく、自分で必要なもの、不要なものと分別して欲しい」ということで、「まぁ、自分の身になってみりゃそりゃそうか」と納得。

その作業がきっと更生の訓練になると、ソーシャルワーカーさんも勧めていたらしいです。

そういえば。

そのゴミ屋敷、先日「何か盗まれたりしていないか、確認してきて欲しい。
ドアを開けてチラッと見るだけでいいから」と相方に頼まれて仕方なく行ってドアを開けてみたさ。

そしたら

ガラガラガッシャーン!!

大きな音を立てて、錆び付いた鍋やら、粉々に割れた鏡やらが落ちてきた。

近所の人の目もあり、「もう嫌じゃ。ここはとにかくドアを閉めて退散じゃ。」と思ったら、挟まった荷物のせいでドアが閉まらない!!

炎天下の中、ドアノブを握り続け、どうすることも出来ない状態。

「いっそ、がっつりなだれを起こしてしまって、それを片付けたほうがいいんじゃないのか?」
と思い、祈る思いで思いっきりドアを開けたら、ダンボールは落ちてくるわ、汚臭がするわで、さぁ、大変!!

とりあえず、荷物を積み直して、事無きを得ましたが(ーー;)

その時は本気で「いっそ誰かこれを全部盗んでくれ!!」と思いました。
[PR]
by tabalog | 2010-08-19 18:23 | トーシツ母さん

義母がトーシツになりました その5

前回から一ヶ月以上経過しましたでしょうか?

義母が入院して二ヶ月が経とうとしております。

あんまりブログが更新出来ないのは、やっぱり気分が重い。

結構ね、実はね、大変なんですよ。

まずは、現況。

現在は週に一度の外出が許可され、週末は必ず相方と一緒に会いに行っております。

私は一日付き合ったり、ご飯だけ付き合ったり様々です。

病識は相変わらずありません。

「何で病院に閉じ込められなきゃいけないのよ?

このまんまじゃモルモットにされて死んじゃうわよ」なんて言ってます。

薬のせいで以前ほどの攻撃性はなくなっているような気もします。

でも、妄想対象の私への口撃は相変わらずです。

「こんなヤクザな女と結婚して!!私の資産はどこへやった!?」

あたしゃやくざでもなけりゃ、あんた資産家でもないよ?と冷静に突っ込んだり
しておりますが、毎週毎週こうも悪口ばかり言われると、
それが病気の業とはわかっていつつも、もう精神的にクタクタなのです。

うちの相方もどうにか仲良くしてもらおうと思って、最悪食事だけでもと同席させるし、
私も奇跡を願って頑張るのですが、どうにも逆効果なような気がします。

もともと性格が合わないんだよな〜、病気云々以前に。

いただきます、ごちそうさま、絶対言わないし、テーブルに肘ついて食べるし、
飲むようにして食べるし、おいしいとも言わないし。

そういうのが絶対嫌だと思いながら食事しているから、私からもかなり嫌なオーラが
出ているのだと思う。

報告が遅れましたが、生活保護申請は受理されました。

この生活保護は私たち夫婦ではなく、あくまでも義母のみです。

今は入院しているけれど、そもそもホームレス同然ですから。

私たちは出来る限りの支援をしていくという感じです。

それと、今は医療保護入院なので、あと一ヶ月で病院は退院させられます。

お医者さんは任意入院にして治療を続けていった方がいいと言いますが、
モチロン大反対。

となると、外泊する訓練をして退院をしなきゃならない。

今住む家がないので、区が用意してくれる施設から始めた方がいいのではないかと
いう話に落ち着いているのですが、それもモチロン反対。

それについては先週、相方、義母、区の相談員、ケースワーカーで話し合いが
持たれました。

私も行ったんですけど、拒否されました(笑

その場で相方が「うちに泊める事はできないし、同居もできない」と
きっぱり伝えたそうです。

ちなみに、「同居出来ないのなら、外泊も息子さん宅でないほうがいい」という
案はケースワーカーから出たそうです。

理由はわかんないです。
なにか、専門的知識で、外泊は今後住まいとする場所の方がいい、ということが
あるのでしょうか。

区の相談員の方は、、、この子が、、、。
よくやってくださるんですけど、若干難有りで、、、。

大変若いのです。
nonnoとかのモデルさんみたいな、可愛らしいし。

ただ、、、こういう深刻な話し合いの場には、特に、義母は人を見た目や学歴で
判断する人だから、、、。

ピンクのバックとか、薄手のブラウスとか、正直どんなもんかと、、、。

話それるけど、服装の話をすると「仕事がちゃんとできればそれでいいじゃん」
って言われるけど、じゃあ、あんた結婚式やお葬式に平服で行くのか?って
思うんですよね。

まぁ、いい。
本当によく頑張っています。

私は話し合いには参加出来なかったから待っていたんだけど、
話し合いが終わって後、彼女にあったら本当にボロボロ感がありました。

あの義母と対峙したんだ、よくわかる。

借金の話は特に何にも進んでいません(笑

どうにもこうにも法テラスが信用ならず、司法書士会に電話したら
しばらく放置した方がいいという話だったので。

義母が借りている倉庫。

倉庫とはいっても立派なマンションの一室。

何やら訳あり物件らしく、居住しないという約束で、期限付きで借りているという
何だかよくわからない物件。

で、案の定期限はとっくに過ぎているらしい。

義母が入院しているので家賃支払いも滞っています。

そんなわけで、そこの不動産屋さんにも相方が会ってきました。

不動産屋さんというと、ヤクザ的な、ちょっと怖いイメージがあり、
加えて家賃も納めていない立場なのでちょっとくらいの乱暴は
覚悟していったのですが、とても良い方のようです。

その方の話では、まぁ、とにかく義母の苦情が凄かったそうです。

夜中に大声を出す、荷物を外に出したり引っ込めたりうるさい、挙句に
お向かいの一軒家のご家族、小さな子どもにまで喧嘩ふっかけたり。

同じマンションに住んでいた某国立大学の女子大生は、義母の態度に耐えられず
引越しを余儀なくされてしまったそうです。

本当にごめんなさい。

私もこの傍若無人ぶりは聞いてはいたのですが、正直冗談だろうと思っていました。

そして、私はそんな義母を放置していたのですが、この不動産屋さんは
「何かわけがあるに違いない」と何度も話し合いをしていたそうです。

普通なら法的に強制退去させればいいはずなのに、ほんと、偉いです。

でも、話しあおうとしても、すぐ大声を出したり、警察署に逃げ込んだり、
上手くいかず、とにかく、一度息子さんと面と向かって話をしたいと思っていたそうです。

そんな大変な状況ならみんなで解決していきましょうと言ってくださいました。

世の中捨てたもんじゃないですね。

とにかく、統合失調症はそう簡単に病識は身につかない、
大変悪い病状なので、妄想症状は一生続くであろうというのが
お医者さんの見解です。

これから先どうなるんでしょうな。

ワールドカップが終わる頃、また私の人生が大きく変わっているかもしれません。
[PR]
by tabalog | 2010-06-18 18:53 | トーシツ母さん

義母がトーシツになりました その4

まぁ、とにもかくにも、とりあえずは生活保護申請。

なにやら借金もあるらしく、私たちに分かる範囲でも調べるけど、
役所も申請の資料として必要なので調べてくれるとの事でした。

それと、義母には疎遠の母と姉がいます。

義母の父が亡くなった際に遺産などを巡り争いをしたらしく、
勘当状態なのだそうです。

しかし、保護を受けるには親族に支援を出来るか等の確認をしなければなりません。

義母の母と姉もその対象となります。

今となっては生きているのか、どこに住んでいるのかすらわかりません。

ですが、こちらも役所としては手続き上確認しなければならない
必要事項なので、調べていただけるという話でした。

翌21日。

義母が借りている倉庫の様子を見に行きました。

部屋の外まで物が溢れていました。

よくテレビでゴミ屋敷、なんて見ますよね?
あんな感じです。

しかも、この日は雨。

片付けようにも上手くいきません。

しかも、帰りに部屋の鍵を無くしてしまいまして、
事態をより複雑にしてしまいました。

まぁ、状況としてはだいたいこんな感じです。

ここからは知ってて得する!?
得しない方がいいに決まっているのですが、、、
医療保護入院の手続きについての話です。

義母のように、もうあきらかに「アンタ 、基地外やでっ!!」
という状態なのにも関わらず、精神科にかかることを
拒否している場合、医療保護入院ができます。

でも、そんな人権無視的なこと、いいんか?

いいわけはない。

でも、このまま放置していてもいいわけはない。

その為にも、なかなか大変な手続きがいります。

保護者になれる人は、後見人・保佐人(民法の規定による者)、
配偶者、親権者(20歳未満の場合は両親)。

上記対象者がなければ、20歳以上で3親等内の親族(扶養義務者)がなれます。

それらが、複数人いれば家庭裁判所でその中から1人を決めてもらわなければなりません。

これを、保護者の選任審判といいます。

義母の場合は、離婚しているため配偶者がいません。

保護者選任に関わってくる親族は息子(うちの相方)、疎遠の母と姉になります。

常識的に考えれば、保護者は息子であるうちの相方になります。

ですが、法律的には疎遠であろうと親族は親族。

そこで、どうしても保護者は息子であるという事を裁判所に決めてもらわなければ
ならないわけです。

そして、入院時から2週間以内に裁判の審判が必要です。

非常に急を要する話です。

しかも、お役所仕事、どこで書類をもらおうにも平日しかやってません。

私が行けるところは行きましたが、基本的には保護者本人でなければ
ならない手続きがほとんど。

私も出来ることがあればと奮闘するのですが、あんまりなくて、
結局相方が有給とることもしばしば。

有給のとりずらい会社、有給のとりずらい人はきっと大変だと思います。

具体的に必要な書類は以下の通りです。

手順としては

義母、相方の戸籍謄本各2通、私の戸籍謄本1通、相方の身分証明書1通を
戸籍謄本を発行する役所で発行してもらう。

義母、相方の住民票各1通を現住所の役所で発行してもらう。

義母、相方、私の戸籍謄本各1通と委任状、登記されていないことの証明書の
申請書、登記印紙400円をもって法務局へ行く。

申立書、収入印紙800円、義母と相方の戸籍謄本と住民票各1通、相方の身分証明書1通、法務局でもらった登記されていないことの証明書を持って家庭裁判所へ行き、審判を受ける。

まず、相方と私の連携が悪くて、戸籍謄本や身分証明書を発行してもらうのに
時間がかかってしまいました。

戸籍が遠くにあるというのはこういう時不便ですよね。

法務局は代理の私でも、委任状があれば、特に問題なくさっさと終わりました。

家庭裁判所は、まぁ、私でもやれなくはなかったのですが、
代理が行くと、結局本人あてに申立内容の確認の封書を出さなければ
ならないので、結局時間がかかります。

しかも、運悪く私たちは書類をすべて揃えるのに時間がかかってしまい、
さらに、ゴールデンウィーク直前で役所が閉まる前という始末。

病院から提示されている医療保護入院の手続きの締め切りも目前。

家庭裁判所の窓口の方が気をきかせてくれて
「このままだと日数かかるので、どうにか当事者である
旦那様に御足労願えないでしょうか?」と
おっしゃってくださいました。

で、不幸中の幸い、相方はその日はまた有給を取って、
法テラスへの相談やら、義母の倉庫の不動産屋との接触やら
やっていたので、電話して裁判所にきてもらい、
審判を得ることができました。

手続き面では、まぁ、そんな感じです。

私にも出来ることはないかと、区の消費者生活センター、福祉事務所、
法テラス、はたまた母が借りているクレジットカードの
キャッシング系の会社など結構電話しました。

キャッシング系の会社はちょっと怖かったけど、
「義母が入院していて後見人手続きをしたいから
残高を教えて欲しい」と相談すると、割合すんなりと
明細書を送ってくれました。

一番長く話して役に立ったのは消費者生活センターです。

聞いたことは大体こんな感じです。

★債務整理について
 クレジットカード会社のキャッシングであれば、
一社平均の限度額が20万円程度なので
そんなに大きな額にはならないと思う。
 本人に支払能力がない事を伝えれば、減額、もしくは
支払いをストップすることができる。
 手続きは会社によってマチマチ。
 その手続に関しては、法テラス、司法書士連合会などが
適切に相談にのってくれると思う。
 
 あまり額が大きくなければ、義母の代わりに支払った方が
いいのでしょうか?との問いには、
本人に支払能力がないのに返済を続けると、返済に使える資産が
あると思われるから辞めた方がいいという事でした。

 病気でお金の管理能力が無くなっているのであれば、
息子さん(相方)が後見人手続きをして、
破産手続きする、ということも考えた方がいい。

 それはいくらなんでも、、、と率直に言うと、
退院後にまた借金したり、大きな額の買い物をしたり、
なにやらローンを組んだりするといけないので
可哀想などと言わずに破産した方がいいのではないかと
いうことでした。

借金の額が分からないということに関しては、
日本信用情報機構、CIC、全国銀行個人信用情報センターなどが
調べてくれる。

が、調査に時間と手数料がかかるので、
なるべく本人に確認した方がいいということでした。

保健サービスセンターには障害者手帳について電話しました。

まぁ、こちらはまだ本人が入院中の間はあまり関係なさそうです。

でも、まだ義母は自分が精神的に障害を持っていると思っていないので
果たして障害者手帳を受け取るか、使うか、ということは疑問です。

法テラスには予約をして相方と二人で直接相談へ行きました。

法テラスはお金に関する相談です。

実は、法テラスへの相談が一番手応えなかったです。

こちらの希望としては、やはり義母が入院している間に
破産させてしまうのはいかがなものかという疑問に対しての
答え、法律の専門家からの知識、何か別の観点、
そういったものを期待していったのですが残念な結果でした。

法テラスは低所得者層の相談所みたいなものです。

実際、相談対象者は世帯収入23万以下と決まっています。

確かに、無料で的確なアドバイスを得て、法的な手続きなどを
やってくれます。

でも、私たちは相談に行った時点で、提示されてくる回答内容は
すでに勉強済みだったので、「えっ、結局もう私たちが知っている
知識しか与えてくれないの?」という感じで拍子抜けでした。

感じとしては「えっ?お金ないんでしょ?じゃあ、破産手続きして
すっきりしちゃいなよ、手伝ってあげるからさ〜、タダで。」
みたいな感じです。

そりゃまぁ、確かに弁護士事務所に行くお金がないから
法テラスに相談したんですけど。

おっしゃることはごもっともなんですけど、
でもな〜、なんだかな〜、なんかないんかな〜。

飲み友達のK氏はそういえば法学部だった!!

ということで、相談したところ

「少し相談料出しても弁護士事務所行ってみろよ」みたいな事
言ってました。

「まぁ、これがうちのオヤジだったら禁治産者にしちゃうけどな」
だそうです。

なんて親不孝な男なんだ、お前は、、、。



 
[PR]
by tabalog | 2010-05-10 16:58 | トーシツ母さん

義母がトーシツになりました その3

その2からの続きです。

義母がトーシツと診断されました。

勿論本人は診断結果を受け入れようとしません。

相方は医師から決断を迫られます。

「強制保護入院」

これぞホントの病院送り!!

実はちょっと前から私は相方にそれとなく勧めていたことがあります、強制入院。

相方は実の母に向かってそこまではするのは可哀相だと言っていました。

私も大変冷たいアドバイスだったとは思いますが、
義母が良くなるにはそれしか方法がないのではないか?
と、思いつつ、他にも色んな方法を探していました。

私だって万が一、自分の母親がそのような状況におかれた時、
病院送りという選択は極力避けると思います。

でも現実に、ついに医者にまで母の強制入院を迫られてしまいます。

「今日を逃せばもう無理だと思います」という医者の言葉に
相方は決心を固めます。

本人には知らせないまま睡眠導入剤を点滴し、
拘束服を着せられ、救急車で受け入れ先の病院へ。

「そんな非人道的なこと今時あるんかいな!?
私らだまされてるんじゃないの!?」

そう思っていましたが、後日役所の人の話によると、
今時は人権問題も絡んでくるし、
余程のことがない限りそのような措置は取らないという事でした。

つまり、余程の事だった、という事ですな。

入院させた後、彼は一人電車で帰宅してきました。

「本当にこれで良かったんだろうか?
他に手立てがなかったのだろうか?
でも、良くなると思うしかない」

そんな風に励まし合いながら19日は終りました。

20日。

相方と病院へ。

まずはケースワーカーの方と面談です。

義母が私の事を激しく悪く言っているらしく
「あ〜、例の嫁さんね」みたいな感じでした。

面談は義母の症状がいつ頃からなのか、
現在の生活について、保護選任手続き、入院手続
概ねそういう話でした。

この中の保護選任手続きというのが何しろ大変で
後日私を手こずらせ、テンパッてしまう原因となってしまいます。

ケースワーカーさんとの面談の後、いざ義母との面会!!

さぁて、どうしたもんかいな〜。

そしたら、「嫁さんは妄想対象になっていて患者を刺激してしまうし
貴方もあらぬ口撃を受けかねないから、会わないで下さい」との事。

あのババァ〜!
誰彼なく人の悪口ぬかしおって〜!!

てか、妄想対象ってなんじゃ〜!!

まぁ、病気の業なので仕方ないか。

そんなわけで、病室の外で待つことに。

病院が終わればその足で役所へ。

ここから義母の置かれている状況がなんだか
複雑なものらしいぞ、ということが
やっと私にもわかってきます。

実は義母は今、住居がない。

タイミングよくというか、悪くというか、
入院直前に家賃滞納のため強制退去させられてしまったのです。

別に私たちも義母に対して、
貧乏を強いていたわけではなく、
ちゃんと月に10万円、もしくはそれ以上
相方は義母に仕送りをしていました。

それプラス年金。

無駄遣いさえしなければ、贅沢はできないかも知れないけれど
年寄りの一人暮らしならやっていけた金額のお金が
あったはずなのです。

ですが、そこも病気の業なのでしょう。

管理能力が皆無なので、入ったお金を、
入ったそばから使ってしまっていたようです。

強制退去させられた住居の近くに倉庫として借りている
マンションの一室がありまして、しばらくは
そこで寝泊まりしていたようです。

ですが、強制退去時に、住居の荷物を捨てればいいのに、
その倉庫に持ってきてしまったものだから、
いよいよ足の踏み場もなくなってしまい、
自分自身でさえ荷物に場所を奪われ、
終にはマクドナルドなどで一晩過ごすなどしていたようです。

病気の問題、住居の問題。

いよいよ生活が逼迫していくなか、入院前にも義母と相方は
生活保護申請をしようと、役所を訪れています。

が、義母はとにもかくにもプライドが高い!!

私の生まれもあまり気に食わなかったし、
何しろ福祉を受けるというのは最貧民の連中が
やることだ!!などという考えの持ち主。

ましてや生活保護なんぞもっての他。

まぁ、生活保護はフツーの人でさえ嫌なもんですよね。

私は生活保護を受けて育ったんで、世の中のちょっとした
冷たい目は重々承知しております、ハイ。

で、案の定、義母は役所で声を荒らげたいだけ荒らげ。

ちょうどその日は生活保護受給日で
たくさんの生活保護受給者がいて、
その人達に「私はこんな連中と一緒ではな〜い!」と
あまりにも大胆すぎる差別発言をし、罵倒しまくっていたらしいです。

受給者の方より、あんたの方がビョーキだってばよ(ーー;)

一応相方がどうにか申請してみたものの、
生活保護は(確か)本人に受給を希望しないと受けられないので
当然申請は却下。

で、長い説明でしたが、入院したのを期に再度生活保護申請にきたわけです。

続く
[PR]
by tabalog | 2010-05-06 20:59 | トーシツ母さん

義母がトーシツになりました その2

トーシツって何だかよくわからない。
どんな症状なんだ?

書きたい気持は山々なのですが、
まずは私の頭の中を整理したいので
義母が入院した経緯から。

あっ、ちなみに私たち夫婦と義母は別居しておりまして
義母は一応一人暮らしです。

「一応」というのもこれから説明します。

で、今まで病的な行動、発言を繰り返していた義母。

いつも相方と義母は「病院に行こう」「行かない」とケンケンガクガクでした。
義母の気持ちもわかります。
誰も精神科なんて好んで行きたくないですよね?

時々病院まで一緒に行っては診察は拒否。
もしくは病院へ行くことも拒否。
そんな事を繰り返していました。

4月19日(月)
急転直下、事態が急変します。

この日の朝もいつものようにうちの相方が義母に電話をして
病院へ行こうと誘い、この日は義母が病院へ行くことを
承諾してくれたので、相方は有給を取り、義母と二人で病院へ。

じゃあ、私は何をしていたのか?

寝てました(笑

いやいや、今にして思うと(笑ぢゃねえだろっ!って思うんですけど、
何しろ毎朝こんなやり取りを繰り返しているので、私としてはもううんざりで、
ふて寝してました。

お母さんが病院に行ってくれなければ、午後はあくので
鈴本の昼の部にでも行こうと約束していました。

しかし、昼の部の時間になっても連絡がこない、、、。

ということは、ついに義母が診察を受けたんだ。

う〜ん、病気を治すのに協力してくれるかな?
というより、本当は病気じゃなかったら、かわいそうなことしたかな?

色んな思いが頭をよぎりながら連絡を待ちました。

診断結果はやはり思った通り統合失調症でした。

続く
[PR]
by tabalog | 2010-04-29 19:17 | トーシツ母さん

義母がトーシツになりました その1 プロローグ的な?

ま、タイトル通りです。

って、わかりませんよね、これじゃw

ここで使うトーシツとは統合失調症の事です。

左横にへっぽこなりに表示されている私のtwitterを見ていると
ちょいちょい現状が出てくるとは思いますが、
義母、うちの相方(夫)のお母さんが統合失調症に
なりました、というよりトーシツは突然かかるもんじゃないんで
ついにトーシツと認識されるまでに至ったという状態です。

まぁ、こういう病気を面白おかしく表現していくのはどうかとも思いました。
でも、やっぱここは昔からの友達が見ますから、笑いを大切にするいつも通りの
私でありたいので、ひんしゅく買おうとも明るく書いていきます。

それと、いつもの飲み友達K氏が
「これからはお前ら夫婦みたいに困窮、単身、高齢、障害の
親を持った俺ら世代は確実に増えてくるよ。
どんどん世の中に発信していった方がいい」と
ヤツにしては珍しくマトモな事を言ったので、
傷つく人が出ないようにしながら、
出来るだけ詳細に書いていきたいと思います。

私たち家族の経験が他の誰かに役に立つことを願って。

そして、いつか私たち家族が
「こんな〜時代が〜ああったねとぉ〜、
いつか笑える日がぁ〜くるわぁ〜♪」と
歌えるようになるようになることを願って。

あっ、いや、歌うことだけでしたら、今でも出来ますが(^^;
[PR]
by tabalog | 2010-04-29 18:15 | トーシツ母さん


似てる有名人はガチャピンです


by tabalog

プロフィールを見る
画像一覧

S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31

★twitter★

Twitter / sugiyanagi13

検索

最新のトラックバック

ブログ
from はじめまして!
債務整理研究所
from 債務整理研究所
石ばし@江戸川橋
from 資格ゲッターが行く!
粗食のすすめ
from 西式健康法 プチ断食セラピー..
モンスター
from 映画、言いたい放題!

ブログパーツ

ファン

ブログジャンル

画像一覧