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義母がトーシツになりました その4

まぁ、とにもかくにも、とりあえずは生活保護申請。

なにやら借金もあるらしく、私たちに分かる範囲でも調べるけど、
役所も申請の資料として必要なので調べてくれるとの事でした。

それと、義母には疎遠の母と姉がいます。

義母の父が亡くなった際に遺産などを巡り争いをしたらしく、
勘当状態なのだそうです。

しかし、保護を受けるには親族に支援を出来るか等の確認をしなければなりません。

義母の母と姉もその対象となります。

今となっては生きているのか、どこに住んでいるのかすらわかりません。

ですが、こちらも役所としては手続き上確認しなければならない
必要事項なので、調べていただけるという話でした。

翌21日。

義母が借りている倉庫の様子を見に行きました。

部屋の外まで物が溢れていました。

よくテレビでゴミ屋敷、なんて見ますよね?
あんな感じです。

しかも、この日は雨。

片付けようにも上手くいきません。

しかも、帰りに部屋の鍵を無くしてしまいまして、
事態をより複雑にしてしまいました。

まぁ、状況としてはだいたいこんな感じです。

ここからは知ってて得する!?
得しない方がいいに決まっているのですが、、、
医療保護入院の手続きについての話です。

義母のように、もうあきらかに「アンタ 、基地外やでっ!!」
という状態なのにも関わらず、精神科にかかることを
拒否している場合、医療保護入院ができます。

でも、そんな人権無視的なこと、いいんか?

いいわけはない。

でも、このまま放置していてもいいわけはない。

その為にも、なかなか大変な手続きがいります。

保護者になれる人は、後見人・保佐人(民法の規定による者)、
配偶者、親権者(20歳未満の場合は両親)。

上記対象者がなければ、20歳以上で3親等内の親族(扶養義務者)がなれます。

それらが、複数人いれば家庭裁判所でその中から1人を決めてもらわなければなりません。

これを、保護者の選任審判といいます。

義母の場合は、離婚しているため配偶者がいません。

保護者選任に関わってくる親族は息子(うちの相方)、疎遠の母と姉になります。

常識的に考えれば、保護者は息子であるうちの相方になります。

ですが、法律的には疎遠であろうと親族は親族。

そこで、どうしても保護者は息子であるという事を裁判所に決めてもらわなければ
ならないわけです。

そして、入院時から2週間以内に裁判の審判が必要です。

非常に急を要する話です。

しかも、お役所仕事、どこで書類をもらおうにも平日しかやってません。

私が行けるところは行きましたが、基本的には保護者本人でなければ
ならない手続きがほとんど。

私も出来ることがあればと奮闘するのですが、あんまりなくて、
結局相方が有給とることもしばしば。

有給のとりずらい会社、有給のとりずらい人はきっと大変だと思います。

具体的に必要な書類は以下の通りです。

手順としては

義母、相方の戸籍謄本各2通、私の戸籍謄本1通、相方の身分証明書1通を
戸籍謄本を発行する役所で発行してもらう。

義母、相方の住民票各1通を現住所の役所で発行してもらう。

義母、相方、私の戸籍謄本各1通と委任状、登記されていないことの証明書の
申請書、登記印紙400円をもって法務局へ行く。

申立書、収入印紙800円、義母と相方の戸籍謄本と住民票各1通、相方の身分証明書1通、法務局でもらった登記されていないことの証明書を持って家庭裁判所へ行き、審判を受ける。

まず、相方と私の連携が悪くて、戸籍謄本や身分証明書を発行してもらうのに
時間がかかってしまいました。

戸籍が遠くにあるというのはこういう時不便ですよね。

法務局は代理の私でも、委任状があれば、特に問題なくさっさと終わりました。

家庭裁判所は、まぁ、私でもやれなくはなかったのですが、
代理が行くと、結局本人あてに申立内容の確認の封書を出さなければ
ならないので、結局時間がかかります。

しかも、運悪く私たちは書類をすべて揃えるのに時間がかかってしまい、
さらに、ゴールデンウィーク直前で役所が閉まる前という始末。

病院から提示されている医療保護入院の手続きの締め切りも目前。

家庭裁判所の窓口の方が気をきかせてくれて
「このままだと日数かかるので、どうにか当事者である
旦那様に御足労願えないでしょうか?」と
おっしゃってくださいました。

で、不幸中の幸い、相方はその日はまた有給を取って、
法テラスへの相談やら、義母の倉庫の不動産屋との接触やら
やっていたので、電話して裁判所にきてもらい、
審判を得ることができました。

手続き面では、まぁ、そんな感じです。

私にも出来ることはないかと、区の消費者生活センター、福祉事務所、
法テラス、はたまた母が借りているクレジットカードの
キャッシング系の会社など結構電話しました。

キャッシング系の会社はちょっと怖かったけど、
「義母が入院していて後見人手続きをしたいから
残高を教えて欲しい」と相談すると、割合すんなりと
明細書を送ってくれました。

一番長く話して役に立ったのは消費者生活センターです。

聞いたことは大体こんな感じです。

★債務整理について
 クレジットカード会社のキャッシングであれば、
一社平均の限度額が20万円程度なので
そんなに大きな額にはならないと思う。
 本人に支払能力がない事を伝えれば、減額、もしくは
支払いをストップすることができる。
 手続きは会社によってマチマチ。
 その手続に関しては、法テラス、司法書士連合会などが
適切に相談にのってくれると思う。
 
 あまり額が大きくなければ、義母の代わりに支払った方が
いいのでしょうか?との問いには、
本人に支払能力がないのに返済を続けると、返済に使える資産が
あると思われるから辞めた方がいいという事でした。

 病気でお金の管理能力が無くなっているのであれば、
息子さん(相方)が後見人手続きをして、
破産手続きする、ということも考えた方がいい。

 それはいくらなんでも、、、と率直に言うと、
退院後にまた借金したり、大きな額の買い物をしたり、
なにやらローンを組んだりするといけないので
可哀想などと言わずに破産した方がいいのではないかと
いうことでした。

借金の額が分からないということに関しては、
日本信用情報機構、CIC、全国銀行個人信用情報センターなどが
調べてくれる。

が、調査に時間と手数料がかかるので、
なるべく本人に確認した方がいいということでした。

保健サービスセンターには障害者手帳について電話しました。

まぁ、こちらはまだ本人が入院中の間はあまり関係なさそうです。

でも、まだ義母は自分が精神的に障害を持っていると思っていないので
果たして障害者手帳を受け取るか、使うか、ということは疑問です。

法テラスには予約をして相方と二人で直接相談へ行きました。

法テラスはお金に関する相談です。

実は、法テラスへの相談が一番手応えなかったです。

こちらの希望としては、やはり義母が入院している間に
破産させてしまうのはいかがなものかという疑問に対しての
答え、法律の専門家からの知識、何か別の観点、
そういったものを期待していったのですが残念な結果でした。

法テラスは低所得者層の相談所みたいなものです。

実際、相談対象者は世帯収入23万以下と決まっています。

確かに、無料で的確なアドバイスを得て、法的な手続きなどを
やってくれます。

でも、私たちは相談に行った時点で、提示されてくる回答内容は
すでに勉強済みだったので、「えっ、結局もう私たちが知っている
知識しか与えてくれないの?」という感じで拍子抜けでした。

感じとしては「えっ?お金ないんでしょ?じゃあ、破産手続きして
すっきりしちゃいなよ、手伝ってあげるからさ〜、タダで。」
みたいな感じです。

そりゃまぁ、確かに弁護士事務所に行くお金がないから
法テラスに相談したんですけど。

おっしゃることはごもっともなんですけど、
でもな〜、なんだかな〜、なんかないんかな〜。

飲み友達のK氏はそういえば法学部だった!!

ということで、相談したところ

「少し相談料出しても弁護士事務所行ってみろよ」みたいな事
言ってました。

「まぁ、これがうちのオヤジだったら禁治産者にしちゃうけどな」
だそうです。

なんて親不孝な男なんだ、お前は、、、。



 
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by tabalog | 2010-05-10 16:58 | トーシツ母さん

義母がトーシツになりました その3

その2からの続きです。

義母がトーシツと診断されました。

勿論本人は診断結果を受け入れようとしません。

相方は医師から決断を迫られます。

「強制保護入院」

これぞホントの病院送り!!

実はちょっと前から私は相方にそれとなく勧めていたことがあります、強制入院。

相方は実の母に向かってそこまではするのは可哀相だと言っていました。

私も大変冷たいアドバイスだったとは思いますが、
義母が良くなるにはそれしか方法がないのではないか?
と、思いつつ、他にも色んな方法を探していました。

私だって万が一、自分の母親がそのような状況におかれた時、
病院送りという選択は極力避けると思います。

でも現実に、ついに医者にまで母の強制入院を迫られてしまいます。

「今日を逃せばもう無理だと思います」という医者の言葉に
相方は決心を固めます。

本人には知らせないまま睡眠導入剤を点滴し、
拘束服を着せられ、救急車で受け入れ先の病院へ。

「そんな非人道的なこと今時あるんかいな!?
私らだまされてるんじゃないの!?」

そう思っていましたが、後日役所の人の話によると、
今時は人権問題も絡んでくるし、
余程のことがない限りそのような措置は取らないという事でした。

つまり、余程の事だった、という事ですな。

入院させた後、彼は一人電車で帰宅してきました。

「本当にこれで良かったんだろうか?
他に手立てがなかったのだろうか?
でも、良くなると思うしかない」

そんな風に励まし合いながら19日は終りました。

20日。

相方と病院へ。

まずはケースワーカーの方と面談です。

義母が私の事を激しく悪く言っているらしく
「あ〜、例の嫁さんね」みたいな感じでした。

面談は義母の症状がいつ頃からなのか、
現在の生活について、保護選任手続き、入院手続
概ねそういう話でした。

この中の保護選任手続きというのが何しろ大変で
後日私を手こずらせ、テンパッてしまう原因となってしまいます。

ケースワーカーさんとの面談の後、いざ義母との面会!!

さぁて、どうしたもんかいな〜。

そしたら、「嫁さんは妄想対象になっていて患者を刺激してしまうし
貴方もあらぬ口撃を受けかねないから、会わないで下さい」との事。

あのババァ〜!
誰彼なく人の悪口ぬかしおって〜!!

てか、妄想対象ってなんじゃ〜!!

まぁ、病気の業なので仕方ないか。

そんなわけで、病室の外で待つことに。

病院が終わればその足で役所へ。

ここから義母の置かれている状況がなんだか
複雑なものらしいぞ、ということが
やっと私にもわかってきます。

実は義母は今、住居がない。

タイミングよくというか、悪くというか、
入院直前に家賃滞納のため強制退去させられてしまったのです。

別に私たちも義母に対して、
貧乏を強いていたわけではなく、
ちゃんと月に10万円、もしくはそれ以上
相方は義母に仕送りをしていました。

それプラス年金。

無駄遣いさえしなければ、贅沢はできないかも知れないけれど
年寄りの一人暮らしならやっていけた金額のお金が
あったはずなのです。

ですが、そこも病気の業なのでしょう。

管理能力が皆無なので、入ったお金を、
入ったそばから使ってしまっていたようです。

強制退去させられた住居の近くに倉庫として借りている
マンションの一室がありまして、しばらくは
そこで寝泊まりしていたようです。

ですが、強制退去時に、住居の荷物を捨てればいいのに、
その倉庫に持ってきてしまったものだから、
いよいよ足の踏み場もなくなってしまい、
自分自身でさえ荷物に場所を奪われ、
終にはマクドナルドなどで一晩過ごすなどしていたようです。

病気の問題、住居の問題。

いよいよ生活が逼迫していくなか、入院前にも義母と相方は
生活保護申請をしようと、役所を訪れています。

が、義母はとにもかくにもプライドが高い!!

私の生まれもあまり気に食わなかったし、
何しろ福祉を受けるというのは最貧民の連中が
やることだ!!などという考えの持ち主。

ましてや生活保護なんぞもっての他。

まぁ、生活保護はフツーの人でさえ嫌なもんですよね。

私は生活保護を受けて育ったんで、世の中のちょっとした
冷たい目は重々承知しております、ハイ。

で、案の定、義母は役所で声を荒らげたいだけ荒らげ。

ちょうどその日は生活保護受給日で
たくさんの生活保護受給者がいて、
その人達に「私はこんな連中と一緒ではな〜い!」と
あまりにも大胆すぎる差別発言をし、罵倒しまくっていたらしいです。

受給者の方より、あんたの方がビョーキだってばよ(ーー;)

一応相方がどうにか申請してみたものの、
生活保護は(確か)本人に受給を希望しないと受けられないので
当然申請は却下。

で、長い説明でしたが、入院したのを期に再度生活保護申請にきたわけです。

続く
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by tabalog | 2010-05-06 20:59 | トーシツ母さん

似てる有名人はガチャピンです


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