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ライフスタイルフォーラム

15日(日)に浜松町にある東京都立産業貿易センターというところで行われたライフスタイルフォーラムというイベントにSUGIZOが出演するということで参加してまいりました。

午後1時に各スポンサー代表者挨拶からスタート。
1時半頃から明治学院大学国際学部教授・辻信一さんが「私に出来ることと」と題して多方面で活躍されているゲストの方々にお話を伺うという形式。
SUGIZOもそのゲストの一人。
まず最初に島村菜津さんという方が登場。
スローフードの第一人者らしいです。
島村さんの話で印象に残ったのがスローフードという概念が広がっている一方、一部広告代理店等にいいように利用されて消費を目的とする間違った宣伝材料とされているということ。
おっしゃるとおりです。
世の中は広告代理店に牛耳られているのです、ハイ。

その次に正木高志さんという方が登場。
農家であり、執筆活動もされており、更にはCDまで出してしまうという何とも変わった人。
風体も変わっていたけれど、実際の年齢は忘れたけど、実際の年齢よりかなり若く感じられた。
若々しいといったほうがいいのかな?
生命力に満ち溢れた、目がキラキラした人。
インド放浪の末、たまたま跡継ぎがなくて手放された茶畑を譲り受け農業を始めたという話はとても興味深かった。
それと、植樹の話。
山によく行くんで是非やってみたい。

2時半頃、我らがSUGIZO登場。
彼がこのテの種類のイベントに参加する時あらゆる偏見が付きまとう。
少なくとも私はそう思っている。
その偏見をなくしてもらうような切り口から話をはじめた辻さんにSUGIZOファンとしては大変胸が打たれた。
中には偏見を持ったままあまりSUGIZOの話に耳を傾けてくれていない人もいたけど、私はちゃんと見ましたよ、SUGIZOの話を聴いてくれていたヘンプで出来た服に身を包んだ男性2人を。

SUGIZOが話した内容は自分の感想も交えて後程ということで、その次に石垣金星さんという方が登場。

石垣さんの場合は辻さんとのトークという形ではなく、西表の民謡を交えて島の祭りの様子などの写真をスライドで紹介するという形。

私もなかなか田舎の生まれなのでだいたいの方言はわかるつもりなのだが、「琉球の方言は地方によって違う」と石垣さんもおっしゃっていたとおり石垣さんの方言、まったくわかりませんでした(>_<)

ちなみに、民謡も他都道府県の人からすればどれも同じ沖縄民謡に聞こえるかもしれないけれど、石垣さんの民謡というのはおそらく八重山民謡なので本島とはちょっと違うんだな。
って、お前偉そうだなって?
何故聞き分けがつくのかというと、ウチの母が八重山民謡嫌いで(>_<)
言葉が違うというのはさっき言った通りなんですけど、八重山民謡の大きな特徴はスローテンポなんですな。
それが母はダメだったらしく、日曜日の朝のラジオで八重山民謡が流れると「母ちゃん八重山民謡は好かんさ~、ゆっくり過ぎて眠くなる」とよく言ってました。
なので、だいたいなんですけど聞き分けられるというわけなのです。
へけしゅ。

そして、石垣さんの歌&三線とSUGIZOのヴァイオリンという夢のコラボレーションが実現。
実はSUGIZOが音楽で参加するというのは知らなかったので、本当のことを言うとこのイベントに自分が参加するのも正直躊躇っていたんですね。
やはりミュージシャンとしての彼が一番好きなわけだから、彼の行くところ、行くところホイホイと行くのもどうなのかなぁと。
でもまぁ、自分の興味ある題材でもあるから勉強しがてら勇気を持って行ってみたわけなんですが、予想外に、しかも久しぶりにSUGIZOのヴァイオリンの生演奏を聴けて良かったです。
かなり貴重な体験でした。

SUGIZOが話した内容についてですが、本来の主題である「私にできること」に忠実に話をしていました。
たまに音楽の話になるとつい熱っぽくなって客席を引かせていましたが・・・(^_^;)
ちなみに、このイベントは2日にわたって行われていて、SUGIZOが参加するのは15日だけの予定だったのですが、彼は前日にもプライベートで訪れていたそうです。
そこで携帯用のお箸を購入していたと言っていました。
水筒も持ち始めたということでステージでも披露していましたが、これはファンクラブイベントの時にも見ました。
てっきりペットボトルかと思っていました。
彼はライブのときにお決まりのようにペットボトルを客席に投げ込むわけですが、これからはやらなくなっちゃうんでしょうかね?
ちと気になります。

で、私も今水筒欲しいです。
環境問題云々というそんなかっこいい話だけではなく、出掛ける度に飲み物を買いに行く、小銭を使う、もしくは小銭が増える、ペットボトルの回収場所に持って行く、最近そのどれもが面倒くさくて煩わしい。
それとこないだ映画館でちょっとかっこいい感じの女性がやはり水筒持参していて、あんまり貧乏くさく感じなかったんで、これもアリかなと。

それと、洗剤。
お水に流すものには特に気を使って極力無添加なものを使用すると、そこで辻さんが「ヘアカラーは・・・いいんですかねぇ?」と苦笑気味につっこみ。
その様子からすると多分以前からSUGIZOの髪の色が気になって聞いてみたという感じがしましたが、
「80パーセントはヘナで、それだけだとまだ抵抗があるので合成染料使ってしまいます。
あんまり無理して善事を行おうとしても後で自分が破綻してしまいそうなので、まずは出来ることからって感じです。
それでもかつてのような凄い髪の色にする事はもうないでしょう」
と、だいたいそんな感じで答えていました。

「環境問題に興味を持ち始めたのはいつから?」
という質問に対しては、
「自分の子どもが生まれてから」と
「子どもが生まれた時に、誰でもそうだと思うんですけど、まず指を確認するんです。
手を見て、足を見て、指がちゃんとついてる、五体満足に生まれてきてくれてよかったって。
それから元々宇宙が好きだった事とリンクして地球の事を考えるようになった」
と答えて、その後サーファンを始めて受けた影響などの話をしていたのですが、ここまで赤裸々に子どもが生まれた時の話をするというのも珍しいことで、この時の聴衆はみんな彼の話を真剣に聞いていたと思います。
むしろ子どもの話で皆の心を引き付けたと言ってもいいくらい。

キャンドルを燈すという話もしていましたが、こればっかりは抵抗があって私には出来そうにないんだよなぁ~。
怖いんだよな~、火って。
それ以外で貢献しますんで勘弁してくださいって感じです。

「頑張ろうっていうのを辞めたんですよ。
頑張らない。
これが自分の目標。
僕の場合、頑張らないを頑張りそうなんですけどね」
と笑っていましたが、コレ、一番のキーワードじゃないでしょうか?
無駄に自分をがんじがらめにして、風呂敷広げちゃあ壁を作って試行錯誤、四苦八苦している節がありますからね、ついにそういう境地に達したかぁと感心しました。
大人になったな~、SUGIZO。
ちょっと遅いけど。

それともう一個、「ネガティブなパワーは長続きしない」
これもいい言葉ですよね。

あとはヘンプのブランドを立ち上げる話、数学、宇宙の話、戦争の話、SUGIZOを好きな人ならよく聞く話でした。
と思います。

思うのですが、環境問題というと悲観的な問題ばかりが気になりますが、今後の日本の経済成長、世界における日本の役割において最も重要であり、また飛躍する鍵なのではないでしょうか?
前にNEWS23で中国の経済成長を予言していた学者へのインタビューで「日本が中国に(経済的な競争社会で)負けないためにはどうすればいいのか?」という質問に対し、「エコカーなどの技術がめざましいので、そういう部分を延ばしていけば中国相手に悲観することもないし、世界で必要とされていくだろう」みたいな事を答えていたのを見たのですが、まったくその通りだと思います。
白洲次郎さんは後年、本来のスポーツカー好きに加え、日本の省エネ車の発展・技術にも関心しシビックも乗り回していたとか。

出来る事から少しずつ、それでいいのではないでしょうか。
by tabalog | 2006-01-18 16:22 | 音楽

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